乳幼児のお子さんをお持ちのみなさん、子育て毎日お疲れさまです。
お子さんが次第に大きくなって、世話に手がかからなくなると気になってくるのは勉強や学習のことです。
今回は未就学児の自宅学習のポイントをお伝えします!
自宅学習の習慣をつけましょう
何事も慣れることが大事で、学習する習慣を身につけることは年齢が大きくなってからも大切です。
でもどうやったらよいのでしょう?
まず、心地よい環境がなくては始まりません。
小さな子ども向けの机と椅子、そして慣れない鉛筆やボールペンではなく、色とりどりのクレヨンを用意しましょう。子どもは色が大好きです。
最初のうちは、お子さんにとって無理なく楽しめるもの、たとえばお絵かきや工作がよいです。
そして、がんばって何か絵を描いたり、何かを作れたら思いっきりほめてあげてください。
分かりやすいご褒美をあげるのもよいでしょう。
こうして、机に座ることが楽しいと体で感じさせるのが大事です。
慣れてきたら、今度は文字や数字を教えましょう。もともと絵を文字にしたものが象形文字である漢字、それを崩したものがひらがな・カタカナでしたね。
つまり、文字を書くことはお絵かきの延長にあるのです。
さらに、同じ動物や食べ物の絵を描けば、それらがいくつあるか数えることができ、数字の概念を自然に学べます。
生活のなかで遊びながら楽しく学びましょう
自宅で出来ることは、なにも机上の学習だけではありません。
日常会話やおもちゃで遊ぶこと、掃除や料理などのお手伝いは、それ自体が学びになるだけではなく、文字や数などの概念や科学的知識を学ぶことにもつながります。
また、文明の利器は恐れず使いこなしましょう。
スマホやYoutubeを幼い子どもに自由に与えることは、たしかに良くないことかもしれません。
ただ、大人が管理するもとで、教育的で秀逸なアプリや動画を利用するなら大いにありです。優れたデバイスは学習を促進するからです。
たとえばお子さんにダンスを教えたいとします。
言葉や本などで教えるよりも、動画なら一目瞭然です。
自分の体を正しく使うこと、運動することはやはり大切な学びの一環であり、脳の成長も促進します。
そういったときにYoutubeなどの動画は大きな助けになってくれるでしょう。
学ぶことは”真似(まね)ぶ”こと、つまり何かのマネをすることです。
つまり、子どもにとっては、学ぶことも楽しく遊ぶこともほとんど等しく大切な体験なのです。
このことを意識して、日常の体験からつねに何かを学ぶように心がけるとよいでしょう。
自宅学習において気をつけること
自宅学習を始めたら、いわゆるレッスン・ノートをつけましょう。
お子さんの進捗状況を逐一記録するのです。
大人は忘れっぽいので、次の週になると「あれ、どこまで進んだっけ?」となりがちです。
記録をつけることで効率的な学習が可能になりますし、後で見返したときには良い思い出になります。初めて書いたひらがなや数字などを写真に撮っておくのもおすすめです。
何より、お子さん本人が大きくなったときにかけがえのない記録となるはずです。
逆に、いきなり難しい勉強や長時間の学習をすることは避けましょう。
小さなお子さんにとって、勉強や学習というのはちょっとしたものでも大人が想像する以上にストレスがかかるものです。過大なストレスを浴びせれば、たちまち嫌になってしまいます。
まとめ
お子さんは楽しく学んでくれたでしょうか?
飽きてしまい、大人しく座ってくれない場合もあるかもしれません。
思い通りではないにしろ、わが子に何かを教えることはとても楽しいことです。
試行錯誤を繰り返しながら、根気よく自宅学習を続けていきましょう!