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2020年学習指導要領が大きく変わる!STEM教育ってなに?

 

2020年より小学校、2021年より中学校、2022年より高等学校の新しい学習指導要領がはじまります。これにより、教育は大きく変わろうとしています。

近年、急速に進む情報社会に適応し、AIやIOTなどを活用できる人材を育てるための改革と言えます。

その中で文部科学省が推奨しているのが『STEM(ステム)教育』。

日本でも『STEM』または『STEAM』の単語を目にする機会が増えてきましたが、これからの教育の中心となっていくことは間違いなさそうです。

STEM教育とは?

STEMとは、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathematic(数学)の頭文字をとった造語です。

特にアメリカでは国家戦略としてSTEM教育に力を入れています。STEM教育を強化することで、テクノロジーの分野で世界的に優位に立つことを目標にしているのです。

パッと見た感じ、理系の人間を育てようとしているの?と思いますが、単純にそれだけではありません。
自分で考え、それを形にする方法を知り、作り上げることができる人材を育てようというのがSTEM教育の目的です。これからは文理に関係なく、探求心を育てる教科横断的な学びへと変化していくことが予想されます。

将来、AIによって人間の仕事は半減されると言われています。今の教育では、人間がAIに使われる側になってしまうのではないか、そんな危機感の元、AIを使う側の人間を育てようとすすめられているのがSTEM教育なのです。

さらに、STEM教育にArt(芸術)を加えたSTEAM(スチーム)教育や、Robotics(ロボット工学)を加えたSTREAM(ストリーム)教育など広がりを見せています。

アクティブラーニング~教える授業から自ら学び取る授業へ

今まで学校教育は、先生が一方的に生徒に情報を教える形で行われてきました。しかし、情報があふれている今、スマホやインターネットを使えば、知りたい情報はすぐに手に入ります。

つまり、情報を得て使うことは誰でも(AIでも)できてしまうのです。そこで、その先の部分を強化していくための学習が新学習指導要領に盛り込まれています。

新学習指導要領で重要視されているアクティブラーニングでは、自らの疑問を掘り下げ、グループディスカッションなどで話し合い、発表し、意見を交換するといった授業を行います。

先日、娘の小学校で行われていた授業は、お菓子会社になって新商品を作るといったものでした。

各班に分かれて、商品や商品名を考え、広告を作って宣伝します。最後にプレゼンテーションを行い、親を含めた人気投票を行いました。
1位になったのは、プレゼンでCMソングを作って披露した班でした。その結果、子どもたちはどんなに商品の中身がよくても、記憶に残る宣伝をしないと人気が出ないという結論を出しました。

今までの受け身の授業から、自主的に学ぶ授業へと変わっていこうとしているのです。

STEM教育の中心となるプログラミング教育

2020年より、小学校ではプログラミングの授業が始まります。
プログラミングを必要としていなかった親世代(特に文系を歩んできた人)には、とてもハードルの高いことのように思えます。

プログラミングと言えば、パソコンの中だけで完結するものと思いがちですが、実はいろいろなステップを踏んでいます。

プログラムを組むためには、コンピューターにどのような順序で、どのような指示を出せばいいのかを考える必要があります。
出した指示が正確でなければ、思った通りには動いてくれませんので、さらにどこが間違っていたのかを考えなくてはいけません。ほかの人の意見も聞きながら何度もトライアンドエラーをくり返し、問題を解決していきます。

そういった過程の中で、思考力や判断力、表現力などの『プログラミング的思考』を学んでいくことがねらいです。

まとめ

新しい学習指導要領の中心となるSTEM教育
AI時代という大きく変化していく社会を生き抜くために必要不可欠な能力を身につけるための教育なのです。

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