「習い事はいつ頃から始めるべきか?」小さなお子さんがいらっしゃる人ならば、1度や2度「我が子に習い事をさせてみたい」と考えた経験があるのではないでしょうか。子どもの将来に繋げるためには、幼い頃から習い事をさせた方がいいと考える傾向もありますが、実際にどのような習い事をさせているのでしょうか。そこで今回は、習い事はいつから始めるべきかなのか、将来に繋げる人気の習い事ベスト5を合わせてご紹介致します。
幼児期における習い事をしている割合
習い事を始める時期は人それぞれでありますが、とある調査報告によると年少児(3~4歳)で45.5%の子どもがなんらかの習い事をおこない、年中(4~5歳)で62.4%、年長(5~6歳)では74.3%もの高い割合で子どもが習い事をしていると回答しており、幼児期である3歳から6歳の間に習い事を始める傾向が伺えます。また、習い事を始める時期は年々若年化しておりますが、お子さんの成長に合わせて適切な時期を見極めましょう。
子どもの可能性を引き伸ばす
では、次に今現在多くの子ども達が通っている習い事をご紹介していいきましょう。「子供の将来に繋げたい」と考え、習い事をさせようと考える親御さんも多く、「子供の可能性を引き伸ばす」とされている習い事が人気です。
習い事① スイミング
男女問わず不動の人気を誇る習い事の1つです。親御さんの多くは「体力をつけたい」「小学校のプールの授業までに泳ぎをマスターさせたい」と考えのもと、習い事を始めさせる親御さんも少なくありません。多くのスイミングスクールの場合、まずは水に慣れることから始めるため、「宝さがし」や「水中滑り台」などの子どもが楽しんで水に慣れるようにプログラムが用意されている、スイミングスクールも多くあります。
習い事② 体操教室
身体能力を引き伸ばす習い事として人気なのが「体操教室」です。楽しみながら身体を動かすことができ、「体操」、「マット運動」、「跳び箱」、「鉄棒」など、小学校の授業でもおこなうような運動を学ぶことができます。「スポーツが特技」になって欲しい、「健康体であってほしい」と願い、習い事を始めさせる親御さんも少なくありません。
習い事③ ピアノ教室
ピアノは左右別々の指の動きが必要とされ、指を動かすことは脳の発達にいいと考えられている観点からも、今も昔も根強い人気があります。また、「リズム感が身に付く」、「集中力がつく」、「記憶力がつく」など沢山の効果が期待され、ピアノを習わせる親御さんも多く見受けられます。
習い事④ 英語教室
グローバル化が進み、2020年より小学3年生から英語の授業が必須科目となりました。そのことからも、小学校入学前から英語に触れ、身に付けてほしいと考える親御さんの多くが英語教室を習いさせ始めています。英語を幼い頃から学ぶことで、将来英語を本格的に学ぶための海外留学や、ビジネスにおける海外進出にも繋がると考え、英語教室は人気の習い事の1つとして認識されています。
習い事⑤ プログラミング教室
英語に並び近年人気の習い事として知られているのが、プログラミング教室です。プログラミングも英語と同様に2020年から小学校で必須科目となります。その背景に2030年時点でのIT人材不足が懸念されており、インターネット技術の発展と共に課題となっています。2000年代に突入し華麗なる発展を遂げた「IT業界」に、今後も期待を寄せている多くの親御さんがプログラミング教室にお子さんを通わせています。
まとめ
以上、幼児期(3歳から6歳)に習い事をしている子どもの割合や、人気の習い事についてご紹介してまいりました。親御さんの多くが我が子の将来を見据え「習い事をさせたい」と考え、さまざまな習い事に通わせ、お子さんの可能性を広げたいと考えています。そのためにも、お子さんの成長や好みに合わせ無理なく楽しめる習い事を選択しましょう。