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【2020年最新版】個別指導のオンライン授業で生徒の心をつかむ方法

コロナ禍の影響でオンライン授業・会議も増えましたが、不慣れな対応により、相手に悪い印象を与えてしまう問題も注目されることが増えました。

オンラインの関節的なコミュニケーションを成功させるためには、どのような点に注意すべきでしょうか。

今回は個別指導のオンライン授業に「コーチング」を取り入れて、子どもと信頼関係を築いていく方法についてお伝えしてきます。

コーチングのスキルで生徒との信頼関係を築く

コーチングのスキルでなぜ信頼関係が築けるのか?

コーチングとは、簡単に言うと、自分で考えて答えを導き出す手伝いをすることです。

自己解決を促すコーチングによって、自発的に行動する力が身についていくのと同時に、コーチとクライアントの間に「信頼関係」が構築されます。

この信頼関係のことを、フランス語でラポールといいます。(直訳すると『橋』という意味です)

コーチングでは対話を通じてこのラポールを形成していきます。

ラポールが形成されていないと、どんな問いかけをしても相手は本気で考えようとせず、また本音でしゃべろうとしません。そのままでは自己対話は進まず、自分の内の問題に気づくこともできないのです。

そのためコーチングには、ラポールを形成するためのスキルがいくつもあります。

集団授業では授業はほぼ一方的なコミュニケーションですが、双方向のコミュニケーションが成立する個別指導では、コーチングのスキルを取り入れる指導が大いに役立ちます。

指導自体はティーチング形式

個別指導で子どもに授業をしていく過程では、コーチングではなく「ティーチング」を行っていきます。

ティーチングとは、新しい知識を伝え、それを子どもが使いこなせるようになるように指導していくことです。

コーチングは、相手を目標に導く関わり方をしますが、一切アドバイスがなく、基本的に「教える」という行為がありません。(自分の中で答えを導けるよう、自己解決を促していく方法だからです)

これは、ある程度の知識と経験をもっている大人に効き目があるのですが、初めての知識に触れる子どもに対しては効果があまり感じられません。

このような場合はティーチングによってインプット・アウトプットの訓練をして、知識やスキルを身につけつつ、段階を踏みながらコーチングを取り入れていくことが大切です。

 

オンライン授業で具体的に活用できるコーチングスキル

全身を使って話を聴く「傾聴」

オンライン授業で使えるコーチングのスキルで、比較的使いやすく効果の高いものをご紹介していきます。

コーチングといえば「相手の話を全身で聴く」という「傾聴」が有名です。

「傾聴」とは耳で聞くだけではなく、全身を使って「あなたの話を聴いています」ということをアピールするものです。

この際のポイントは、相手の話のすべてを否定せずに受け止めるという点です。

そうすることで「この人は私を受け止めてくれる」という安心感に繋がります。

オンライン授業ではカメラに視点を合わさず、画面に映る相手を見て話をしてしまうことが、無意識に増えてしまします。これでは画面越しの生徒に不安感を与えてしまいかねません。

カメラに視点を合わせて、「大きくうなずきながら聴くこと」によって、相手は画面越しの相手がしっかりと自分の話を聞いていると無意識に感じ、安心することができます。

大げさでも「バックトラッキング」は行うべき

また「時折、相手の発言したことをそのままオウム返しすること」も効果的です。

相手が言ったことを繰り返すことによって、「この人は私の話をしっかりと聞いてくれている」と印象づけることができます。「そうか、●●くんは、○○と考えているんだね」というように、そのまま相手の話を繰り返すだけで効果抜群です。

このスキルを「バックトラッキング」と呼びます。相手の話を要約して繰り返すこともOKです。

授業頻度が増していく中で役立つ「ペーシング」

人はどのような相手に信頼を寄せるのでしょうか?その要素のひとつに「類似性」があります。

自分と似た相手、共通点がある相手に親しみを覚え、心を開きやすくなります。ですからコーチングには類似性を刺激するスキルがいくつかあるのです。「ペーシング」はその代表的なスキルです。

ペーシングは、「相手の話し方に自分の話し方(ペース)を合わせる」ことです。

例えば話をゆっくりする子どもがいた場合、講師側もやはりゆっくりと話しましょう。元気に話をする子どもには、元気に話しをします。その生徒の癖や特徴を捉え、嫌味ではないよう程度に合わせてみても構いません。

もちろん初めて授業をする子どもにはペーシングは難しいです。何度か授業を行い、子どもの特徴を知ったうえで使っていくスキルといえます

オンライン授業だからこそテンポや口調、目線へ一度注意をはらってみてください。
この点をしっかり意識すると、オンライン授業で生徒と親御さんが感じる満足度が、ぐっと変わるはずです。

まとめ

コーチングは大人相手のビジネスのみならず、オンライン授業で生徒との信頼関係を築くために役立つスキルがたくさんあります。

講師主導で講師に合わせたオンライン授業を進めるのではなく、コーチングをうまく取り入れて、画面越しでも生徒のやる気を促すためにお役立てください。

 

 

 

 

 

この記事を書いた人
DONA

大学で幼児教育・幼児心理を専攻。17年間進学塾講師を勤める。
空間把握能力と読解力を向上するメソッド導入などにも携わり、子供の教育プロセスをより良くする方法を学ぶ。子供の可能性は無限大であり、それをより教育に反映する手伝いができえばと、執筆活動に勤しむ。

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