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【オンライン授業】世界各国の取り組みと日本のこれから

コロナウイルスによる休校が長引いているなか、
都立校は新学期の学校開始を5月まで延期することを発表しました。

全国的にも、感染拡大が懸念される地域を中心に、
学校開始を5月からに見送る地域が出てきました。

 

そこで、今注目を浴びているのが

『オンライン授業』

 

なかなか日本で進まなかった教育のIT化ですが、現在の状況を受けて、大躍進を見せそうです。

 

そこで今回は、いち早く教育現場に取り入れ授業を進めている中国やアメリカ、韓国の状況をお伝えしていきたいと思います。

オンライン授業とは?

オンライン授業とは、お家にいながら、学習できるシステムです。

オンライン授業と言っても、大手通信塾などでイメージされる、事前に収録されている動画を見ながら勉強を進めていく完全受動のビデオ型や、オンライン英会話などで想像できるテレビ電話型、タブレットなどの端末を使って問題を解いていくアプリ型など形は様々です。

実際すでにオンライン授業で学校を運営している中国やアメリカ、今後行っていくと発表した韓国はどのような形で、オンライン教育を行っているのでしょうか。

中国のオンライン授業

 

中国では、『学校は停めるけど学びは止めない』というスローガンを掲げて、休校1週間で、オンライン授業が一気に波及されていったそうです。

中国では、アリババという大手IT企業が提供しているDingtalkを、教育機関向けに無料提供。
先生の授業をライブ配信して、普段と変わらない授業を受けられるようにしました。

 

英語の授業などは、先生が画面越しに発音し、それを生徒全員がリピートする。
教室で行っている授業とあまり大差なく進めることができているようです。

 

また、上海では、上海の教育委員会が上海微校という教育システムを開始。
これは、子どもの身分証番号でログインすることができ、オンラインで授業を受けたり、課題を提出したりすることができます。

こうした取り組みは、学校教育だけでなく、習い事にも波及しているようで、ダンス教室は、TikTokを使った生ライブの配信で行われたりしているようです。

 

アメリカのオンライン授業

アメリカのオンライン授業で主に使用されているのは、Google Classroomです。

これは、 Googleが提供しているサービスで、
先生が教室単位でグループを作ることができ、その中で課題提出やチャットなどができるというサービスです。

まず授業開始の時間になると、このGoogle Classroomにログイン。
先生に挨拶をして、出席をとります。
そして、先生から課題が出され、その課題を行っていくというもの。

zoomハングアウトを利用して、クラス全員が出席したオンライン授業を行うことも。
先生は、今日出した課題の新しいポイントの解説や、オンライン上の操作説明を行っています。

 

また、体育の授業をYouTube動画を見ながら行っているクラスも。

Announcing "P.E with Joe" | Daily LIVE workouts for kids | The Body Coach

こちらの動画には、「体育の先生から送られてきた!」とコメントも。
アメリカ発足企業のGoogleやYouTubeなど、うまく取り入れながら、授業を行っている様子が伺えます。

 

韓国のオンライン授業

韓国では、4月9日以降に高校3年生と中学3年生を対象にオンライン授業を開始し、4月下旬から小学生までその領域を広げていくと発表しています。

ここで問題になってくるのは、パソコンやタブレット端末がない低所得の家庭には、学校や国から貸与するとも発表がありました。

家庭によっては、パソコンやタブレットを持っていないなど、環境に差がうまれていますが、
これも学校や国から貸与する方向で進んでいるとのことです。

 

日本のオンライン授業

では、日本では実際にどのような取り組みが行われているのでしょうか。

現状、国としてなにかしらの対策を行っているという報道はされていません。
2020年4月よりプログラミング教育の義務教育化がはじまるということを受けて、wi-fiやパソコン、タブレットの準備を行ってきましたが、それも全学校に準備が整っているわけではありません。

 

しかし、学校単位では、取り組みを進めている学校もあり、

埼玉県さいたま市、私立さとえ学園小学校。休校が始まった3月2日からビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」を取り入れ、オンライン授業を継続してきた。

この日はZoom生活10日目。ガランとした教室でタブレットやノートパソコンに話しかける教員と、自宅にいる児童たちがオンラインでつながり、出欠を取ったり、日課の黙想をしたり。画面越しの児童たちは制服か体操服を着用し、普段と同じルーティーンで「朝の会」が開かれている。

同校では2018年から児童全員がiPadを所持し、学校や自宅での学習、連絡に活用。自宅にWi-Fi環境がなくても利用できるようセルラーモデルを導入しており、児童らは学校生活の中で当たり前にiPadを使っている。

出典:東洋経済ONLINE

と、子どもたちも当たり前のように活用していることが伺えます。

こうした取り組みは、まだごく一部の学校のみなので、全国的に広まっていくのはまだ先のことといえそうです。

 

しかし、塾などでは、オンライン授業が積極的に取り入れられており、中高生向けのスタディサプリ学研プライムゼミなどが有名ですね。

小学生向けには、プラチナム学習会のハイブリッド型オンライン授業や、専用タブレットで学ぶスマイルゼミなどがあります。

 

本格的な学校導入となる前に、各家庭でお子さんへの勉強環境を整えていくのも大切でしょう。

まとめ

今回は、コロナウイルスの影響で一気に広まりを見せた、オンライン授業に関してお伝えしました。

各国で取り組みに差はありますが、私たちも自分たちでできることからはじめていき、子ども達が学べる環境を守っていきたいですね。

 

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