【小学1年生から】自信に繋がる算数検定がオススメ

最近、「小学◯生が英検◯級に合格!」や「◯歳児が算数検定◯級を取得」などのニュースを良く目にするようになりました。

検定級取得は、今も昔も変わらず人気が高く、その合格年齢も年々下がってきていると実感します。

 

『実用数学技能検定(数学検定・算数検定)の年間志願者数は、2015年度に初めて35万人を突破してから、昨年(2018年度)まで4年連続で35万人を超えました。志願者の年齢層は、中学生や高校生が中心ですが、近年では、幼児や小学生、一般の方も増えており、年齢層が少しずつ幅広くなり、算数・数学の学習人口がさまざまな年代にわたって増加しています。とくに、幼児や小学生が多く受検している算数検定(6~11級、かず・かたち検定)の志願者数は近年右肩上がりに増加しており、2018年度をみると、実用数学技能検定の志願者数全体のうち、およそ3割にあたる11万人で、過去最多となりました(添付参照)。』

引用: 「数学検定」「算数検定」 累計志願者数が600万人突破!

にもあるように、幼児や小学生が検定級取得にどんどん志願していることがわかります。

小学校や中学校受験にも非常に効果的とされる検定試験。
そこで今回は、その中でも算数検定に着目していきたいと思います。

 

算数検定とは?

算数検定(別名:数検)は、小学校の授業の補填もできるため、非常に人気の検定です。
2019年12月に小学校4年生9歳の児童が、数学検定最上位の1級に合格したことでも大きな話題となりました。(1級=理数系大学卒業程度の数学力)

もちろん最初からそこを目指すのはなかなかハードルが高いですよね。
けれど、検定を受け始めると、大体自分と同じ年齢以上が対象の級に挑戦していくものなので、明確に学力が高いのも認識しやすく、受験時にも有利なものとなっているのです。

 

では実際に何級から受けることが可能なのでしょう。

級が下位のグループを、『算数検定』、上位のグループを『数学検定』と呼びます。

算数検定

検定級試験時間全問回答数検定料
かず・かたち検定(幼児)40分15問10問700円
11級(小1レベル)40分20問全体の70%1700円
10級(小2レベル)40分20問全体の70%1700円
9級(小3レベル)40分20問全体の70%1700円
8級(小4レベル)50分30問全体の70%2200円
7級(小5レベル)50分30問全体の70%2200円
6級(小6レベル)50分30問全体の70%2200円

数学検定

検定級試験時間全問回答数検定料
5級(中1レベル)1次60分30問全体の70%2700円
2次60分20問全体の60%
4級(中2レベル)1次60分30問全体の70%2700円
2次60分20問全体の60%
3級(中3レベル)1次60分30問全体の70%3200円
2次60分20問全体の60%
準2級(高1レベル・数Ⅰ,数A)1次60分15問全体の70%3700円
2次90分10問全体の60%
全体の60%2級(高2レベル・数Ⅱ,数B)1次60分15問全体の70%4200円
2次90分2題必須、5題から3題選択全体の60%
準1級(高3レベル・数Ⅲ)1次60分7問全体の70%4700円
2次120分2題必須、5題から2題選択全体の60%
1級(大学程度・一般)1次60分7問全体の70%5200円
2次120分2題必須、5題から2題選択全体の60%

算数検定は小学生向けなので、試験時間も短く比較的サクサクと解ける問題ばかりの傾向ですが
、数学検定になると出題数は激減するにもかかわらず、試験時間は何倍にも伸びています。
文章問題をメインとしよく思考したり計算していかないと解けない問題が多く出題されることがわかりますね。

 

小学1年生から挑戦したい算数検定

先ほどお伝えした様に、算数検定1級を4年生で取得してしまったというニュースが世間を騒がせましたが、それはさすがにハイレベルなので、まずは、11級からどんどんレベルを上げながら挑戦してみることをオススメします!

 

算数検定を受けるメリット①

学校で習った授業の振り返りができるので、算数力が定着していく

目標を立てて勉強をしていくことで、学年のおさらいがきっちりとできるので、学校でやった授業への振り返りがしっかりとできます。
1年生から受けていくことをオススメしてはいますが、3年生から始めて11級を受けても、10級を受けてももちろん良いと思います!
数年前に習ったことを振り返りながら受験できるので、しっかりと復習していくことができます。

 

算数検定を受けるメリット②

子どもの自信が育ちやすい!

算数検定は、授業でやる内容の延長がメインなので、級が低いうちは、きちんと勉強すれば比較的容易に取得することができます。
なので、合格する確率が高く、子どもの自信に繋がりやすいです。また、小さなうちから達成する喜びを体験しておくことは、今後の人生において大切な成功体験となります。
ここで、算数を好きだというきもちを育んでおければ、大きくなった時に、算数を嫌いになってしまうことも少ないのではないでしょうか。

 

算数検定の申し込みはこちら

個人受検の申し込み | 数学検定・算数検定(実用数学技能検定)
数検の個人受検はこちらのページからお申し込みいただけます。受検証発送日、検定結果発送日など各日程の確認、申し込み方法についてご覧になれます。

 

まとめ

漢字検定や英語検定に比べると、まだまだ認知度の低い算数検定ですが、中学・高校・大学受験において優遇制度を持っている学校もあるほど、資格として信頼が大きい検定です。
早いうちだと、未就学児から受験することができるので、子どもの興味を育てるのにも役立ちます。

これからの時代、算数を元とした論理的思考力が非常に大切とされています。
ぜひ、簡単な検定から挑戦してみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人
hase

幼児教育の現場最前で働いてきた経験を元に、子供に関する記事を主に手がけるライター。ママの小ネタから、子供に関する時事ネタまで、幅広く取り上げる。趣味は、謎多めの国を旅行すること。

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