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イギリスの小学生はフォニックスで学ぶ!4つのポイントで英語を身につけよう

 

2020年には、ついに小学校での英語必修化がスタート。
現在小学校5、6年生で行われている『外国語活動』は、3、4年生から、5、6年生では英語が正式な教科として加わり、通知表の成績にも記載されるようになります。

学校で英語を習い始めるまえに、家庭でもなにかできることはないかと考えている方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、家庭でも簡単に真似できる、イギリスの子供たちの英語学習方法をご紹介したいと思います。

イギリスの小学生はフォニックスで英語を学ぶ

イギリスをはじめ、多くの英語圏の小学生は、『フォニックス』で英語を学びます。

フォニックスとは、英語の綴りと発音の規則性に注目した指導方法です。
フォニックスを学ぶことで、初めて見る単語でも発音が予測できるようになったり、発音がキレイになるというメリットがあります。

abcを『エー、ビー、シー…』ではなく、『アッ、ブッ、クッ…』というように、実際に発音される音で覚えていくのが特徴です。

イギリスでは、4〜5歳の学年でフォニックスの授業がスタート。
4歳になったばかりの次女も、つい2週間ほど前から授業を受けています。
実は、彼女は英語がまったくしゃべれず、アルファベットも一文字も知らない状態だったので心配していたのですが、すでにアルファベットの半分ほどの音を覚え、短い英単語を発音できるほど上達していました。

むしろ、学校でアルファベットやローマ字を習う前の方が、フォニックスの音がすんなり頭に入りやすく、発音もローマ字読みに引きづられることが少ないのかもしれません。

つぎは、イギリスの小学校で、実際にどのようにフォニックスを教えていくのかを説明していきますね。

イギリスの小学校ではフォニックスをどう教える?


イギリスの小学校では、子供たちに次のような手順でフォニックスを教えていきます。

  1. アルファベットの音を覚える
  2. 音を組み合わせて2〜3文字の単語を発音する
  3. フォニックスのルールを覚える
  4. 例外ワード(レッドワード)を暗記する

ひとつずつ説明していきますね。

1.アルファベットの音を覚える

まずはアルファベットの音を学びましょう。

これが、フォニックスを学ぶうえでも、キレイな発音を身につけるためにも、もっとも大切なステップになります。

先ほどもお伝えしたとおり、覚えるのはエービーシー…というアルファベットの名前ではなく、アッ、ブッ、クッ…という、実際にそのアルファベットが発音される音です。

その際に、その文字から始まる単語のイメージとセットで教えると、効率よく覚えられるので、YouTubeのフォニックスソング動画を利用するといいでしょう。

アルファベットの書き方を同時に教える場合も、その文字から始まる単語のイメージを使います。

たとえば…

【a】は…
Round the apple, down the leaf.
(アップルの周りをグルっと回って、下に降りて葉っぱをつける)【s】は…
Slither down the snake
(上から下にクネクネ、スネイク)

※イギリスでは大文字より先に、使用頻度の高い小文字を学びます。

2.音を組み合わせて2〜3文字の単語を発音する

フォニックスの音を覚えたら、2〜3文字の短い綴りを見て発音する練習を始めます。

はじめの頃に練習するのは、

  • at
  • mat
  • cat
  • dad
  • mad

のような単語です。たとえば、

m(ムッ)- a(アッ)- t(トゥ)=mat

というように、はじめにアルファベットの音をひとつずつ発音し、3つの音をくっつけてひとつの単語を発音していきます。

この音と音をくっつける作業は、簡単そうに見えますが、おそらくほとんどのお子さんが苦戦するでしょう。
しかし、いったん要領を得ると、身の回りの英単語を片っ端から読もうとするほど、いっきに英語を読む力が前進します。
あせらず、ゆっくり練習していきましょう。

3.例外ワード(レッドワード)を暗記する

英単語の中には、フォニックスのルールで発音できない単語もあります。

フォニックスのルールで発音できる単語をグリーンワード、例外をレッドワードといい、I、the、she, heなどの頻出レッドワードは暗記しなければなりません。
覚え方は、フラッシュカードを使うのがオススメです。

※phonics + red wordsや、phonics + tricky wordsなどのキーワードでインターネット検索すると、レッドワードのリストが見つかりますよ。

4.フォニックスのルールを覚える

フォニックスの基本ができるようになったら、すこしずつ色々なルールを覚えていきます。

ルールの例
  • 2つの母音がひとつの音を作る(例:again、sea)『2つの母音ルール』
  • 母音+子音+eの単語の場合は最後のeを発音せずに、母音はアルファベットの音になる(例:cake、make )『サイレントeのルール』

いきなりルールばかり学んでも覚えられないので、学習レベルにあわせた本を音読しながら、その都度新しいルールを教えていきましょう。

リーディングの教材としてオススメなのは、Oxford reading treeシリーズです。
レベル1〜レベル11に難易度がわかれていて、イギリスのほとんどの小学校でも教材として採用されています。

フォニックスが学べるオススメの動画3選

正しい発音で楽しくフォニックスが学べる、おすすめのYouTube動画をご紹介します。

あいうえおフォニックス

『あいうえおフォニックス』 あかるい あ a のフォニックス [#1]

アリーとファジーという、かわいいキャラクターがフォニックスを教えてくれます。
日本語で解説してくれるのでわかりやすいのが◎
動画数も多く、なかには『大人のあいうえおフォニックス』なんていう動画もあるので、フォニックスや英語の発音の基礎をお子さんと一緒に学びたい保護者の方もオススメです。

アルファブロック

Phonics – Learn to Read | The Letter 'A' | Journey Through the Alphabet! | Alphablocks

BBCの子供向けチャンネル、CBeebiesで放送されている英語の教育番組です。
ほとんどの会話はフォニックスで行われるので、英語がしゃべれなくても心配する必要はありません。
イギリスの小学校では、授業の教材としても使われています。

ChuChu TV 『Phonics Song with TWO Words』

Phonics Song with TWO Words – A For Apple – ABC Alphabet Songs with Sounds for Children

人気の子供向け英語YouTubeチャンネル、Chu Chu TVのフォニックスソング。
歌の中では、ひとつのアルファベットにつき、例として2つの単語が動画つきで紹介されています。
自然に口ずさんでしまう、キャッチーなメロディーも人気の秘密です。

まとめ

今回は、イギリスの子供たちの英語学習方法、『フォニックス』をご紹介しました。

もちろんフォニックスには例外もあり、完璧な学習方法というわけではありませんが、マスターしておくと、のちのちの英語学習がずっと楽になります。

学校でアルファベットやローマ字を習うまえに、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか?

ただし、『英語は楽しいもの』だと、お子さんに思ってもらうことが一番です。
もしお子さんが興味を示さなければ、無理に学ばせようとず、また時間をおいてから試してみましょう。

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