来年から始まる教育改革に向けて、ICT教育を導入する学校が増加してきました。
中でも、タブレット学習は、プログラミング教育義務化の時代で必須の学習法となりつつあります。
これからさらに、タブレットを使用した授業が増えていく傾向にあります。
プログラミング教育の必修化に伴って、「ビジュアルプログラミング」に注目が集まっていますが、聞いたことはありますか?
ビジュアルプログラミングとは、タップやドラッグ&ドロップでプログラムを組み、画面上のモノやキャラクターを動かして目的を達成することで、プログラミングの考え方を学べるツールです。
ビジュアルプログラミングは視覚的にプログラムを組んで動かすことができるので、子どもがプログラミングを学ぶのに適しています。
そのビジュアルプログラミングにはタブレットが最適。
タブレット学習はプログラミング教育のスタンダートになる可能性があります。
そこで今回は、プログラミング学習ができるタブレット学習ツール「ドラえもんひらめきパッド」をご紹介したいと思います。
ドラえもんひらめきパッドとは?
Image:ドラえもんひらめきパッド
ドラえもんひらめきパッドは3〜7歳の子供向けとなっており、
小学校入学前にタブレット学習に慣れるのに最適な学習教材です。
2020年から必修化されるプログラミング学習を始め、国語、算数、英語などの科目がこれ一台で勉強できるオールラウンドな学習パッド。
40のアプリと1000以上の問題が収録されていて、ドラえもんと一緒に遊びながら学んでいくだけで、小学校入学前の基礎を全て身につけることができます。
中には九九や漢字、歴史問題など、小学校入学後に学習する内容も収録されていて、先取りで予習できるのも特徴。
また、アプリの中にはゲームもありますが、間違い探しや神経衰弱など、知育要素が含まれたゲームになっています。
勉強をして、勉強の合間に脳を活性化し、また勉強に戻る、のような使い方もできます。
楽しくプログラミングを学べる
Image:ドラえもんひらめきパッド
ドラえもんひらめきパッドは「ビジュアルプログラミング」を採用していて、難しいプログラミング知識を覚えることなく、ゲーム感覚でプログラミングの考え方を養えます。
マス目状のマップに置いてあるどら焼きを、ドラえもんに全て食べさせてあげられたらクリア。
「歩く」「方向転換」などの行動を順番に並べ、スタートを押してドラえもんを動かします。
空気砲を使ってネズミをやっつけたり、タケコプターで落とし穴を避けながら、うまくどら焼きを集めましょう。
この画面では、あらかじめ『コマンド』と呼ばれる画面右側の、矢印が描かれたブロックを使用し、ドラえもんのいる位置から、どら焼きまでどのように動けばいいのかを考えてから、それをプログラムとして、画面下に並べていきます。
並べ終わった後に、スタートを押すと、ドラえもんが歩き出し、思い通りの方向に進んでいくかを見守ります。
もしうまくいかず、障害にぶつかってしまったり、思わぬ方向に行ってしまった場合は、またスタート地点から、どのように動いていくかを考えてみましょう。
難易度を上げると、条件に合わせてドラえもんの動きを変えたり、同じ動きを繰り返したりする必要が出てきて、やりごたえのある内容になっています。
タブレットの強みを生かした学習方法
Image:ドラえもんひらめきパッド
ドラえもんひらめきパッドはプログラミング以外にも、国語や算数、英語、音楽、図工、生活、歴史などのそれぞれの教科を、40のアプリから学べます。
それぞれの教科でタブレットの強みが生かされており、例えば国語は専用のタッチペンを使って書きの練習ができます。英語はアルファベットをタッチすると英単語が表示されると同時に発音の音声が再生されます。ドラえもんひらめきパッドはタブレット学習のメリットを十分に生かしている学習内容になっています。
モチベーション維持の仕掛け「ドラえもんミュージアム」
Image:ドラえもんひらめきパッド
いくつか問題をクリアすると、ドラえもんミュージアムにドラえもんのひみつ道具が1個コレクションされます。
ひみつ道具は全部で100個あるので、集めるために何度も問題を解かないといけません。
「全部コレクションしたい」気持ちが学習意欲を継続させ、反復学習を促す効果が期待できます。
ドラえもんひらめきパッドのメリット・デメリット
メリット
・ビジュアルプログラミング採用なので、直観的操作が可能。説明書も要らず、すぐ始められる。
・はじめから終わりまでのプログラムを自分の頭で考えて、実行するから、論理的思考力が身に付く。
・失敗しても何度も取り組めるので、諦めない心が身に付く
・小学校入学前に、一通りの強化に触れられる。
・2020年より必修化の英語授業にも対応
デメリット
・アップデートなどがない
・内容が変わらないため毎日やらせてしまうと飽きてしまうかも
以前ちいくばでも紹介させて頂いた、amazonから発売したkindle fire7 キッズモデルのように、ネット環境化で新たなゲームをダウンロードしたり、アップデートを行ったりなどの機能は付帯してません。

なのでどうしても、いつかは飽きが来てしまうと思います。
長く使っていくというよりは、タブレット学習の導入として考え、購入することをオススメします。
最後に
子どもにとって、遊び感覚でプログラミングや各教科の勉強ができることは、集中力を途切れさせない点で非常に重要です。
ビジュアルプログラミングは難易度が上がってくると、子どもだけでは解けないことも。その時はお母さんやお父さんも一緒になって遊ぶとより楽しく学べるかもしれません。
プログラミングの感覚を養うために、ご家庭で一緒に遊んでみてはいかがでしょうか?