小学生にスマホは持たせるべき?トラブルを防ぐルール作り 5選

 

「子供にいつスマホを持たせるべきかわからない」

「あまり良い話を聞かないから、持たせたくない」

 

親にとって、悩みの尽きない子供のスマホ問題。

子供に持たせれば安心だし便利だけど、スマホ依存やLINEいじめなど心配ですよね。
しかし足踏みばかりもしていられない時代とも言えます。

ここでは小学生のうちにスマホを持たせるべき理由と、スマホによるトラブルを未然に防ぐルール作りについて5つ紹介します。
トラブルを未然に防ぐことができれば、親子で楽しいスマホライフが送れるはずですよね。

 

危険?小学生にスマホを持たせるべき理由とは?

実際のところ、小学生のうちにスマホを持たせるできなのでしょうか。様々な危険があるのも事実ですよね。とは言え小学生のスマホ所有率は年々上昇しており、今では小学生の半数以上がスマホを持っている時代です。仲のいい友達や兄妹が持っていれば尚さら欲しくなります。

 

大人よりも強い衝動と長い年月

経済的な事情や夫婦間の考え方の違いなど、どうしても持たせられない場合もあります。
しかし小学生にスマホなんて早すぎる、と思うのは誤りです。

子供は大人よりも衝動的です。まわりのみんなが持ってるのに、自分だけ持たせてもらえないとなると子供は強い衝動を押さえつけられることになります。怖いのは、強い衝動を押さえつけられると他の衝動が抑えられなくなります。

大人であればアルコールや甘いモノに走ったりすることができますが、子供はそうはいきません。また、親にとってあっという間の数年間は、子供にとってはとてつもなく長い年月です。

どうしても持たせられない場合は、その理由をきちんと向かい合って話し合い、他に我慢させている事があればそちらを許してあげるなどの譲歩も必要と言えます。

 

実はリスクが高い!中学校からのスマホ

中学校からスマホを持たせる家庭も多いのですが、ここにも危険が隠れています。

中学生になり、念願のスマホを持つことになるとそれまでのストレスが解放され、スマホが楽しくて仕方ありません。反抗期とも重なるため時間制限などのルールを設けても反発されてしまいます。さらには学業が難しくなり、部活で忙しい中学生活に支障をきたす危険もあります。

今の時代、小学生のうちにスマホを持たせることは、将来を見据えた教育の一環であると言えます。幼いうちにしっかりとしたスマホルールを設け、正しい使い方を習慣化させることで将来的なスマホ依存を防ぐことにも繋がるわけです。

 

スマホによるトラブルを防ぐルール作り5選

ここでは、小学生の子供にスマホを持たせる場合、トラブルを防ぐためのルール作りを実際の体験談を交えて5つ解説していきます。以下の5つはスマホを購入する前に決めておくとより効果的です。

 

パスワードの設定はママ

我が家のスマホのパスワード設定はママが管理しています。子供のスマホを管理する上でまず決めておくべきルールです。スマホを開く際のパスコード、ゲームをダウンロードする際のパスワードなど、すべてのパスワードをママが管理することで、悪い習慣を防ぐことができます。

購入する前に約束することが重要です。できればママと子供で約束しているシーンを録画や録音するなどして、面白おかしく残しておくと便利です。

 

使用時間の制限

アメリカやイギリスの小児科学会は、子供に2時間以上テレビやタブレットを見せないように推奨しています。そこまで厳密に決めることは実際難しいですが、目安として考えておきましょう。

例えば学校から帰宅して1時間と、夕食後の30分など。我が家では特別な理由が無い限り、20:00までで終わりにすると決めています

 

使用場所の制限

使用場所の制限も実はとても大事です。特に寝室での使用は禁止にするべきと言えます。寝る前にスマホをいじっていると、大人でもアドレナリンが放出されてなかなか寝付けなくなることありますよね。リビングでのみ使用OKにするなど、場所の制限も重要です。

 

ゲームのインストールとアンインストール

ゲームの管理も重要です。子供は大人よりもはるかに好奇心が旺盛で、様々なゲームをやりたがります。無料だからと言ってどんどんインストールさせるのはよくありません。

おすすめなのは、1つインストールしたら1つアンインストールするというルールです。あれもこれもやりたがりますが、このルールひとつでスマホ依存を大きく食い止められるはずです。

 

制限アプリの利用

ルール作りとは少しずれてしまうかもしれませんが、子供のスマホを管理する制限アプリがとても充実しています。有料のものも数多くありますが、我が家では無料の「Googleファミリーリンク」を利用しています。

 

  1. 子供のスマホの位置を確認できる
  2. 子供が使うアプリと使える時間帯を設定できる
  3. アプリを勝手にインストールできないように制限できる
  4. 勝手に課金ができないように制限できる
  5. 表示されるサイトの制限ができる
  6. 子供が起動できるアプリを制限できる
  7. アプリとインストールの年齢制限を6段階から設定できる
  8. 子供が保護者にアプリのインストールをリクエストできる

 

あらかじめ、できることとできないことを子供に説明しておくことも大切ですね。

 

まとめ

先進国アメリカでは、スマホを初めて持つ子供の平均年齢が約10歳(小学4年生)と、日本に比べてかなり早いと言えます。将来的には小さい子供でも当たり前のようにスマホ持つ時代がくるのでしょうか。

 

我が家は4人の子供がおり、3番目の娘と4番目の息子はまだスマホを持っていませんので、慎重にルール作りをしつつ、子供のスマホライフを管理する仕組みをつくり、成長を見守っていきたいものです。

 

 

 

 

 

この記事を書いた人
こーすけ

4児(中2女、小6女、小2女、年長男)の子を持ち、父親歴14年。4人の子育ての中で得た父親ならではの経験を発信することで、子育て中のパパママの役に立てればと筆を執る。

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